『すらすら読める新訳 君主論』マキャベリ著 関根光宏訳|わかりやすい本で学ぶ名言の数々

 


最近、YouTubeで一挙配信されていた、「現実主義勇者の王国再建機」というアニメ作品を見ました。

異世界転生系のお話で、現実主義な主人公の青年が国を建て直していく姿が描かれています。

そんなお話の作中にたびたび登場するのが、マキャベリ『君主論』です。

なんと主人公の愛読書が『君主論』!

アニメを見ているうちに『君主論』を読んでみたくなったので、こちらの書籍で勉強することにしました。

とても読みやすい本だったので、紹介していきます。

そもそも君主論とは

1532年、イタリアで刊行された『君主論』。

書いたのは、ニッコロ・マキャベリ

彼は、イタリアルネサンス期の政治思想家・外交官です。

有能な官僚であったマキャベリですが、政治情勢の変化により職を失い、隠居生活の中再起をかけて書いたのが、この『君主論』です。

人の動かし方や、人の上に立つものがすべき行動についてをまとめられていて、現代では企業のトップなどもバイブルとして読む書籍となっています。

タイトル通り、すらすら読める君主論

まず、私が君主論を読んでみようと思った時に、選書で意識したのは、兎にも角にも読みやすさです。

以前、『悲劇の誕生』というニーチェの本を読もうとトライしたことがあったのですが、文章が難しくて読みにくく、すぐに断念してしまいました。

ニーチェむずい!

多分私は今後、この本を再び読むことはないだろうな・・・なんて思うくらい、読み進めるのに苦痛を感じたのですが、挑戦してみたい人はこちらからどうぞ。

せっかく買った本を読みきらずに終わるのはもう嫌なので、哲学的なものを読むときはとにかく読了できることを意識して選ぶようになりました。

ということで、『すらすら読める 君主論』をタイトルを見て直感で選んでみたのですが、とにかく読みやすくてわかりやすい!

最初の方に、「すらすら読める3ポイント」というページがあり、前提知識を教えてもらえるのも良い点でした。

ルネサンス期の情勢をあまり知らない私でも、さくさく読み進めることができました。

訳がわかりやすいのはもちろんのこと、わかりにくいところは図解で説明があるのでつっかえることがありません。

人の上に立つということ

マキャベリの唱える政治論は、私たちの実生活には関係ないかと思いきや、学ぶべき点がたくさんありました

君主論は、言い換えればリーダーシップ論であり、小さなコミュニティのリーダーから大企業のトップ、また政治家にまで通用する考え方です。

どのような行動をすれば人はついてきてくれるのか、どんな振る舞いをすると人からどのようにみられるのかなども知ることができます。

現代では、本物のリーダーシップを発揮できる人って少ない気がします。

時代によって、求められるリーダーシップ像は変わっていくのだと思いますが・・・。

君主論から、人の上に立つべき"本物の人"を知ることは、人生において大きな利点になるのではないでしょうか。

気になった方はぜひ。

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