【名車でたどる日本経済】『教養としての日本自動車産業史』|車好きなら読んでおきたい1冊

実は私、車が好きなのですが、タイトルに惹かれて読んでみたのがこちら。



車と一緒に日本経済の歴史も学べるなんて一石二鳥!

と言うことで、『教養としての日本自動車産業史』について紹介していきたいと思います。

著者は自動車ジャーナリスト

この本の著者・横田晃氏は、自動車雑誌の連載を持ち、著名人のインタビューなども行なっている人なんだとか。

自動車雑誌の編集に40年以上関わってきた著者が、全体を俯瞰しながら自動車産業について解説してくれるのが本書の特徴です。

また本書の編集は、月刊自家用車編集部。

『月刊自家用車』は1959年創刊の老舗の自動車雑誌です。

車に乗る人の目線で、車のスペックを比較したり購入時に役立つ情報を発信したりしてくれることで定評があります。

戦前から順に見る自動車

本書の構成は、戦前から順に1990年代までの車の変遷を辿っていく形になっています。

自動車産業の黎明期から、マイカーが普及し、どのように世界に進出していったのかなどを追うことができます。

時代の流れだけでなく、どのような技術が求められたのかを見ることができて、目次を読むだけでも興味深いです。

現代でも活躍している自動車会社の原点も知ることができ、若い人にとっては結構新鮮な内容に感じるかも知れません。

個人的には、本書第3章から第5章にかけて内容が面白かったです。

第3~5章では、1960年代〜1980年代の車についてを追えます。

いつかは乗ってみたい、フェアレディZやNSXなども、写真付きで解説してくれます。

当時の社会情勢とともに、求められる車の性能や条件が変化していく中で、どのように開発者たちが工夫を凝らしていったのか・・・。

読みながら、とてもロマンを感じることができました。

気になる車の誕生秘話まで

私が特に印象に残ったのが、ホンダのオデッセイ誕生のお話でした。

当時、RVと呼ばれる、アウトドアやレジャーを楽しむための車への参入が遅れていたホンダが、一躍人気になったきっかけのオデッセイ。

限られた生産ラインで工夫を凝らし、背の低いミニバンという新しいものを生み出したのだとか。

以前、家族でオデッセイに乗っていたことがあり、かなり興味深く読むことができました。

大きいけれど、扱いやすく、中も快適で、良い車だったなあ。

全体的な構成としては時代ごとに追っていくという作りの本書ですが、目次にある、好きな車の項目から読むこともできます。

活字が苦手で、全部を順に読み切るの難しいと感じる方でも、気になった車の章だけピックアップして読めます。

読み手の自由に読み進めることができるという点でも、おすすめの1冊ですね。

クルマ好きなら絶対読むべし

読めば読むほど、やっぱり日本の車って良いなぁとなりました。

外車に憧れることもあるのですが、やはり日本の技術最高。

まだマイカーは持っていないのですが、初めて買う車は絶対日本車にする!と決めております。

夢のマイカーまで、もうしばらく仕事を頑張らねば・・・。

以上、クルマ好きが教養を深めたいならお勧めしたい1冊でした。

車の話をしながら、ウンチクを語れるようになれそうです。

気になった方はぜひ。

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