『あらゆる問題を解決できる シャーロック・ホームズの思考法』ダニエル・スミス|ホームズに近づきたいシャーロキアンへ

シャーロック・ホームズに憧れたことがある人なら、一度は彼の思考を体験してみたいと思うのではないでしょうか。
タイトルで面白いかな、と思って読んでみたのが『あらゆる問題を解決できる シャーロック・ホームズの思考法』です。
この本は、原作のホームズの頭に近づくためのヒントを、謎解き推理クイズを交えて紹介してくれます。
原作を知らない人は、なかなか読み進めるのが難しい本かもしれませんが、シャーロキアンならサラサラ読み進めることができる内容です。
ちなみに本書はイギリス人のダニエル・スミス氏が書いたものを日本語版に翻訳し、出版されたものです。
シャーロック・ホームズの生態を知れる本
本書では、原作のさまざまなシーンを引き合いに出しながら、シャーロック・ホームズの思考法や、人間性、捜査方法などを見ていきます。
へ〜と思ったのが、ホームズのMBTI。
少し前に日本でも流行っていたMBTI診断は、性格を16タイプに分類し、自分の性格や他者との付き合い方について理解するためのツールです。
ホームズの時代にはなかったものですが、ホームズの性格を診断してみると、INTPとISTPの間に当てはまるという説がファンの間では共通認識なんだとか。
INTPは論理学者、ISTPが巨匠。
とにかく論理的な人ということですかね。
最近若い人の間では、ラブタイプ診断というMBTIの恋愛版なるものが流行っているそうなのですが、ホームズはこの診断で当てはまるものってあるのでしょうか・・・?
私の好きなシャーロック・ホームズ像
そもそも私がシャーロック・ホームズシリーズ(原作)を読むようになったのは、ドラマを見て原作を読んでみたいと思ったところからなのです。
ホームズの存在自体は、子供の頃から読んでいた『名探偵コナン』で知っていたのですが、初めてきちんと認識したのは再放送でやっていたジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズの冒険』でした。
シャーロック・ホームズは、さまざまな俳優さんが演じていますが、中でも原作に忠実で人気が高かったのがジェレミー・ブレット。
最初に見たホームズ像がジェレミー・ブレットなので、私の中で原作のホームズを読んでいる時も、常にジェレミー・ブレットの姿で空想していました。
文章を振り返ってみても、顔とか結構作中に出てくるそのまんまな気がします。
あとは、数年前に見たBBCの『SHERLOCK(シャーロック)』のホームズも好きでした。
ベネディクト・カンバーバッチが演じていて、こちらはより神経質そうな感じがよかったです。
お話自体は現代版シャーロック・ホームズという感じなのですが、普通に面白い。
かなりハマってみていました。
新シーズン制作の噂がありましたが、結局どうなっているんでしょうか。
やるなら絶対見たいです。
私はAmazonプライムビデオで見ていたのですが、今もみれるのかな・・・?
BBCの『SHERLOCK(シャーロック)』見てみたくなった方はぜひ調べてみてください。
推理クイズで実践も
本書には、謎解き推理クイズが20個用意されていて、実際にホームズのように頭を動かしながら読むことができます。
この本は、海外で2012年に出版されたものを翻訳しているので、たまに「ん?」と思うようなクイズもあるのですが、基本的には頭の体操になる問題ばかりでした。
(海外で2012年に出版されたものが2025年に日本で翻訳され出版されているのもなんだか不思議ですが。)
後ろにクイズの答えもついているので、自分の思考力を試しながらやってみてはいかがでしょうか。
原作を読んでからでないと面白くないかも
読んでいて感じたことなのですが、本書はホームズを知っているからこそ楽しく読める内容なのではないかなぁ。
原作を読んだことがない人には、結構ちんぷんかんぷんなところも多々あると思います。
原作ネタが推理クイズにもあったので、これ知らないと絶対解けないやん、というのもあります。
原作を知っている人は、いろんなシーンを思い出しながら楽しく読むことができると思いますが・・・。
ぜひ、原作と共に楽しんでみてほしい本だと感じました!
気になった方はぜひ。
