『短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!』中山七里 著 感想|ファン必見!スキマ時間にも最適な1冊

私の大好きな作家の一人である中山七里氏。
彼の短編だけでなく、仕事や日常に関するエッセイまで読めてしまう本があります。
それが今回紹介する『短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!』。
中山七里ファンなら読んでおきたい1冊です。
本書の内容
タイトル通り、短編と掌編、エッセイ、そして解説が収録されています。
短編・掌編が20作品、日常に関するエッセイが7本、仕事に関するエッセイが14本、解説が6本。
中山七里の作品や裏話を、たっぷり楽しむことができる内容になっています。
印象に残った短編
私の中で印象に残ったのは、1番最初に収録されている『オシフィエンチム駅へ』という作品です。
博識な方で、オシフィエンチム駅という場所がどこにある駅なのかをご存知な方なら、読み進めていくうちに結末を察して「あぁ。」となるかもしれません。
私は知識なしで読んだので、最後のどんでん返しで驚くことになりました。
しかも、私がこの作品を読んだタイミングが、以前このサイトでも紹介した映画『関心領域』を鑑賞した直後。
映画『関心領域』に関する記事はこちらから。

【映画】『関心領域』感想|あなたの関心はいかに - 教養のある人になりたい私の読書感想文
映画『関心領域』の感想 。音響表現の巧みさ、字幕版をすすめる理由、"箱庭"のような映像美、原作小説との違いまで解説します。
この映画を観た後に『オシフィエンチム駅へ』を読んだので、知識がリンクして、読了後の後味の悪さがひとしおでした。
きっと私は今後、オシフィエンチム駅を忘れることはないでしょう・・・。
私が好きな中山七里のシリーズ作品
私は、日頃から中山七里作品を愛読しています。
特に好きなのは、「岬陽介シリーズ」と「御子柴礼司シリーズ」。
この2シリーズは、新刊が出たら必ず購入するようにしています。
「岬陽介シリーズ」は、ピアニストが事件を解決するミステリー作品。
「御子柴礼司シリーズ」は、悪徳弁護士の法廷ミステリー作品。
どちらも登場人物が魅力的で、さまざまな分野の知識を得ることができ、読んでいて面白くて大好きです。
ただ、このシリーズ以外の中山作品もかなり面白くて、たびたび購入することになります。
中山七里氏は執筆のスピードがとんでもなく早く、すぐに新作が出てくるので、お財布にはあまり優しくない作家かもしれません。笑
今回紹介している『短いお話ほぼ全部 短編&掌編&エッセイほぼ全仕事!』は、沢山の作品が収録されているので、個人的にお得感を感じています。
スキマ時間に少しずつ読む
収録作品が多く、スキマ時間を利用して楽しむのがおすすめです。
掌編だと、電車で1駅分くらいの作品もあるので、通勤時間にもおすすめです。
また、読む順番も自由に選べるので、今日はエッセイ、明日は短編、というような楽しみ方もできます。
文庫本の中では少し分厚めですが、通勤バッグの中に入れるのに不便はないかと。
(通勤バッグがミニサイズの人は不便かも!)
歯医者さんの待ち時間とかにもおすすめです。
気になった方はぜひ。
じっくり読む時間が取れない日も、耳で読書を。
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