教養のある人とは何か|私が考える3つのポイントと教養を得るための源


 今日は、そもそも教養がある人とは何か、について考えていきたいと思います。

"教養のある人になりたい"と銘打っているように、私は教養をつけるべくこのサイトを運営しているのですが、何をもって教養がある、と言えるのでしょうか。

私の考える教養がある人とは

私が常日頃考えている、教養のある人とは

①色んな人の立場に立って物事を捉えられる
②会話において、相手に不快感を与えない
③知性や品を感じさせる振る舞いができる

の3つのポイントを、抑えている人です。

①色んな人の立場に立って物事を捉えられる

どんなに知識があっても、独りよがりな意見を押し通して、他人のことを全く考えない人は教養がないと言えると思います。

あらゆる立場に立って物事を考えられてこそ、教養があると言えると思います。

②会話において、相手に不快感を与えない

嫌味ったらしい発言だったり、なんだかこの人と会話したくないと思われるのは、教養人ではないと考えます。

教養人は、発言にも気を使える人だと思うのです。

変に会話のテクニックを駆使しようとする必要はないかな、と思うのですが、会話をするとその人となりが少なからず見えてくるものなので、相手に不快感を与えないことは本当に大切です。

会話そのものだけでなく、口元のケアや身だしなみに気を使うのも、大切な要素の一つと言えるでしょう。

③知性や品を感じさせる振る舞いができる

教養というからにはやはり知識は必須ですよね。

どんな分野であれ、何かしらの知識がある人は話していても面白いですし、魅力があります。

また、所作に品があったり立ち居振る舞いが美しかったりする人には、自然と人が寄ってきます。

個人的に、物音を大きく立てる人が苦手なのですが、そういう人を見ると、品がないなぁなんて感じます。

私の教養の源

私が普段どのようにして教養を得ているかというと、

ズバリ、「小説・アニメ・ゲーム・映画」です!

どれも娯楽ですが、教養を得る媒体としては侮れないと思っています。

小説

言わずもがな、このサイトを運営する上で最も重要なものです。

小説の中でも、私はミステリーが大好きなのですが、ミステリー小説から学べることって本当に多岐にわたるんです。

例えば、トリックについてを理解しようと思うと、物理学や化学、生物学、地理学など理系分野についての造詣が深くなります。

中には、歴史や文学に絡めた事件を起こす作品もあり、文系分野についても知ることができます。

ミステリーに出てくる登場人物も様々なので、その職業ごとの特徴を知ることができたり、食事についての知識を得られたりなどなど・・・。

とにかくたくさんの知識を得るのに最適と言えると思います。

ミステリーは、人間模様の描かれ方も重要ですよね。

人間関係や心情についてを追っていくことができるので、多様な人々の考え方についても学ぶことができます。

立ち居振る舞いなども、小説に出てくる登場人物の描写から参考になることが多いです。

アニメ・ゲーム

私は昔から、アニメやゲームも大好きです。

アニメって、どんな作品でも何かしらの物事を参考にして作られていますよね。

例えば、今季私は『黒執事』という作品を観ていますが、この作品の舞台となるのは19世紀末のイギリスです。

ファンタジーなので、全く現実と同じというわけではないのですが、それでも作品を作る際にはちゃんと当時のことを考慮して、設定が考えられています。

私は黒執事も好きですが、シャーロック・ホームズが結構好きなので、19世紀末のイギリスの文化などを結構調べたりしました。

自分の好きな小説やアニメ作品から、興味を派生させて深掘りしていくと、自然と歴史や文化についての知識をつけることができるので、教養に直結しますよね。

ゲームに関しても、結構勉強になることが多いなと感じています。

例えば、昔好きでずっとやっていた『どうぶつの森』や『牧場物語』は、魚や虫、植物、野菜、動物に関する知識をつけるのにぴったりでした。

今でも、季節の旬のものや、動植物の特徴に関する知識は、これらのゲームで培われたものをフル活用しています。

あと、ローンというものを初めて知ったのは『どうぶつの森』だったので、社会的な知識をつけるのにも役立ちました・・・。笑

最近では、『原神』というゲームが好きでプレイしているのですが、このゲームは各国の文化を参考にしてゲームが作られているそうで・・・。

ゲーム音楽に使われている楽器について知ったり、ゲーム内に出てくるモチーフから文化の背景についてを知ったりできるのが、教養だなぁ、なんて思います。

映画

そして、このサイトを運営し始めてからハマり始めた、映画鑑賞です。

映画は制作された国ごとに、特色が違ったり、時代についてしれたり、社会情勢についても学ぶことができます。

小説もアニメもゲームも映画も、一見するとただ遊んでいるようにしか思えないかも知れません。

ただし、教養を得るには本当に良い方法だと思うのです。

以前、何かの本で、教養を得るいちばんの近道は、「自分の好きなことについてをより極めること」と読んだことがあります。

私はその本を読んでから、ひたすら自分の好きなことについてを深く探究し続けています。

漫画が好きなら作品についてを深掘りし、スポーツが好きならスポーツの歴史や選手の国についてを深掘りする。

そうしていくと、いつしか様々な分野についてを広く知り、どんな人とも会話が弾む教養人になれるかもしれません。

そもそも教養とは

”教養”という言葉の意味を調べてみると、

1 教え育てること。
2 ㋐学問、幅広い知識、精神の修養などを通して得られる創造的活力や心の豊かさ、物事に対する理解力。また、その手段としての学問・芸術・宗教などの精神活動。
    ㋑社会生活を営む上で必要な文化に関する広い知識。「高い教養のある人」「教養が深い」「教養を積む」「一般教養」

と出てきます。(コトバンクより)

結局、知識だけをインプットし続けても、それを日常生活の中で実行し、身に染み込ませないと教養のある人とは言えないでしょう。

このサイトでは、個人的に教養をつけるべく、書籍や映画の紹介などをしていますが、実践的に教養のある人になるための行動を起こしていかないといけないなぁと常々感じています。

あなたの考える教養人とはどのような人のことを言いますか?
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