小説 『7.5グラムの奇跡』砥上裕將 感想|失ったら二度と戻らない怖さ 今回紹介するのは、目にまつわるお話です。 私は視力が悪いので、日頃からメガネやコンタクトを使用しているのですが、もっと慎重に丁寧に目を労ってあげないとな、と感じさせる物語でした。 眼科でお世話になっているお医者さんやスタッフの方のこともよく知れる小説です。 7.5グラムの奇跡... 2025-05-30
小説 『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒 感想 | とても静かな音楽スパイ小説 久しぶりに小説の感想です。 さまざまな賞を受賞している『ラブカは静かに弓を持つ』を読んだので、読書感想文を記していきたいと思います〜! ラブカは静かに弓を持つ 著者 : 安壇美緒 集英社 発売日 : 2022-05-02 『ラブカは静かに弓を持つ』のあらすじ 幼い頃の経験から、チ... 2025-03-14
小説 『ひきこもりの弟だった』葦舟ナツ 感想 | タイトルからどんな結末が想像できるか (二人の出会いのシーンをイメージして作成) 『 ひきこもりの弟だった』は、数年前に購入して一度読み終わっていた本ですが、最近ふと読み直そうと思い、久しぶりに引っ張り出してきました。 ひきこもりの弟だった (メディアワークス文庫) 著者 : 葦舟ナツ KADOKAWA 発売日 : ... 2025-03-02
小説 ふるさととは、家族とは何か|『みんなのうた』重松清 感想 今回読んだのは重松清『みんなのうた』。 みんなのうた (角川文庫) 著者 : 重松清 KADOKAWA 発売日 : 2013-08-24 私にとって、初めての重松清作品でした。(多分) 重松清『みんなのうた』あらすじ 主人公は、東大受験に3浪の末失敗したレイコさん。 浪人中は東京... 2024-11-21
小説 不思議な関係性の4人組が旅を通じて得るものとは『敬語で旅する四人の男』感想 麻宮ゆり子著『敬語で旅する四人の男』を読んでみました。 敬語で旅する四人の男 (光文社文庫) 著者 : 麻宮ゆり子 光文社 発売日 : 2016-11-09 以前、このブログでも紹介した『仏像ぐるりの人びと』と同じ作者で、ずっと読んでみたいなと思っていた作品の一つでした。 ... 2024-09-01
小説 比較的アクティブ(?)な引きこもりが事件を解く|『実家暮らしのホームズ』感想 『実家暮らしのホームズ』加藤鉄児著 タイトルが魅力的だったので読んでみたミステリー小説。 実家暮らしのホームズ (宝島社文庫) 著者 : 加藤鉄児 宝島社 発売日 : 2024-01-11 タイトルにホームズとあるくらいなので、あの有名なシャーロックホームズ並みにドキドキハラハラ... 2024-07-25
小説 読書感想文におすすめの本3選!中学生や高校生を対象にご紹介 そろそろ学生さんは夏休みですね。 読書感想文の課題が出ている人も多いのではないでしょうか。 どんな本を読もうか悩んでいる人もいるかもしれませんね。 そこで、今回は私が学生にときに実際に読んでいた本や、読書感想文にオススメだなと思う本を紹介していきたいと思います! 紹介するの... 2024-07-13
小説 今一番気になっている本 『spring』 恩田陸過去作品『羊と鋼の森』も紹介 『spring』恩田陸 spring (単行本 --) 著者 : 恩田陸 筑摩書房 発売日 : 2024-03-22 ブクログでレビューを見る» この間読んだ新聞で知ったこちらの本。 新聞の紹介タイトルに「芸術家の生理 生々しくリアルに」と書かれていて、思わず気になってしま... 2024-07-10
小説 好きなことで食べていく、好きなことを食べて生きる 『羊と鋼の森』 感想 最近読み返した本『羊と鋼の森』 私が最近久しぶりに読み返した本、『羊と鋼の森』を紹介します。 羊と鋼の森 (文春文庫) 著者 : 宮下奈都 文藝春秋 発売日 : 2018-02-09 ブクログでレビューを見る» 『羊と鋼の森』宮下奈都 2016年本屋大賞を受賞した... 2024-07-09
小説 何者でもないことの怖さ。何度でも読み返したくなる私のお気に入り |『仏像ぐるりの人びと』感想 『仏像ぐるりのひとびと』麻宮ゆり子 仏像ぐるりのひとびと (光文社文庫) 著者 : 麻宮ゆり子 光文社 発売日 : 2018-06-12 私の大好きな作品で、何度も繰り返し読み続けている本を紹介します。 あらすじ 仏像修復という珍しい仕事のアルバイトを通じて、主人公の雪嶋直久... 2024-07-09