自分を奮い立たせたい時に読む小説3選|人生変えたい時に背中を押してくれる作品

私の中で、自分もっと頑張らないといけないな、気持ち切り替えたいなと、思う時に読みたくなる小説を3つご紹介します。
以前このサイトでも紹介したことのある小説が2つありますので、気になった人はぜひ当時の記事も参考にしてみてください。
今回初めて紹介する小説も1つありますので、お楽しみに。
自分と向き合いたいときに読む『仏像ぐるりの人びと』
まずは私のバイブル的小説、麻宮ゆり子著『仏像ぐるりの人びと』です。
主人公は交通事故と浪人生を経て大学生になった青年・雪嶋直久。
学校の掲示板で募集されていた仏像修復のアルバイトを見つけ、そこで働くことになります。
仏像修復のバイトを通じて自分のやりたいことと向き合ったり、今までの人生を振り返ったりしながら、さまざまな人間と関わっていくお話。
この作品は、とにかく主人公が達観しているのが良いなぁと思います。
交通事故で一時は生死を彷徨う経験をしているからか、芯のある青年だなと感じさせられる点が多々あります。
そんな人でも、自分の進路には迷うし、人間関係で悩むこともしばしば。
主人公がひとつひとつきちんと向き合っていく姿勢は本当に素敵で、読者の心を打つものがあります。
仏像修復が題材なだけあって、仏教や仏像についても学びがあり、なんといっても穏やかな気持ちのまま読み進められるのが良いです。
詳しい紹介記事はこちらから。

『仏像ぐるりの人びと』麻宮ゆり子 感想|自分と深く向き合うことの難しさ - 教養のある人になりたい私の読書感想文
覚悟を持ちたいときに読む『ラブカは静かに弓を持つ』
このサイトで紹介した際に特に人気のあった、安壇美緒著『ラブカは静かに弓を持つ』です。
主人公は、全国著作権連盟で働く橘樹。
幼少期にチェロを習っていたことから、上司に音楽教室に潜入調査するように命じられ、チェロ講師の浅葉と交流するようになります。
初めは仕事として、淡々と任務をこなしていくはずでしたが、レッスンを通じて自身の過去や人々との関わり方について考えるようになります。
この作品の一番好きなところはエピローグのシーン。
師弟の関係修復と、自身の願いのために誠実でありたいと思う主人公の行動力に心を動かされました。
主人公・橘だけなく、講師の浅葉もまた自分のために行動することができる人でした。
なかなか理想があっても、実際に行動に移せる人ってそんなに多くないと思うんです。
私も自分の夢のために実際に行動できているかと問われれば、できていないと思います。
ただ、この作品を読んだ後、なんでもいいから何かやらなきゃ、と背中を押してもらえた感覚があり、実際に動き始めることはできました。
自分のために覚悟を持つこと。
これを勇気づけてくれる作品です。
詳しい紹介記事はこちらから。

『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒 感想 | 登場人物と共に孤独を感じる音楽スパイ小説 - 教養のある人になりたい私の読書感想文
自分を変えたいときに読む『生きるぼくら』
初めて紹介する、原田マハ著『生きるぼくら』です。
主人公は引きこもりの24歳の青年・麻生人生。
学生時代のいじめがきっかけで引きこもりになってしまった主人公は、頼りだった母が突然姿を消したことで、おばあちゃんのもとを訪れることに。
おばあちゃんのいる蓼科で、稲作を通じて人と触れ合い、人生を見直す物語です。
主人公は実に4年ぶりに家から出るという、物語の序盤からなかなか大変なミッションに立ち向かうわけですが・・・。
自分の現状を変えるってかなりエネルギーがいることだと思います。
母がいなくなって、自分の暮らしのために仕方がなく、という感じではあったと思うのですが、最終的には自分が変わりたいと思ったから行動に移せたわけですよね。
この作品を読んでいると、ほんの少しだけ頑張ってみようかなと思えてきます。
今自分がどん底だな〜とか、変わりたいな〜と考えていて、でも動き出すのが難しいなとおもている人にぜひ読んでみてほしい作品です。
小説で自分を奮い立たせる
以上、自分を奮い立たせたい時に読む小説3選でした。
どれも、どの年代の人が読んでも楽しめる作品だと思います。
自分が変わりたいと思った時が、行動すべき時です。
なかなか実行できない時に、今回紹介した小説を読んでみると背中を押してもらえるのではないかと思います。
気になった方はぜひ読んでみてください!
