感情を言語化してくれる作品4選|アマプラで観られるアニメ・漫画

最近見ていたアニメ作品や漫画作品が、振り返ってみると感情を言語化してくれるものが多かったことに気づきました。
自分が過去に感じていた気持ちが、アニメや漫画を通じて、こういうことだったのかと腹落ちする瞬間があります。
そんな作品を4つ紹介したいと思います。
ちなみに私は普段、Amazonプライムビデオでアニメを一気見することが多いです。
最近は広告が入ったりしてモヤモヤすることも多いのですが、見たかった作品を見つけることができるのでアマプラ会員からは抜け出せません・・・。
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違国日記|自分は自分で良いと思える言葉を探す
原作・ヤマシタトモコの漫画作品。
アマプラでアニメを視聴しました。
独身女性とその姪が共同生活するお話です。
主人公の槙生の生業が小説家ということで、槙生から放たれるセリフの秀逸さが魅力の作品です。
自分のことを慰めてくれるような言葉がたくさん出てくるので、最後まで興味を持って視聴しました。
1番印象に残ったセリフは、「物語は私にとっては匿ってくれる友人でした」というもの。
必要を感じず、これまで小説や漫画の類を読んでこなかった男性に向けて放った言葉です。
私自身、小説や漫画、アニメを貪るように読んだり観たりするタイプなのですが、自分がこんなに物語を欲しているのはそういうことだからか、と腑に落ちたセリフでした。
今までなんで物語が好きなのかとか、ふわっとしか考えたことがなかったので、目から鱗と言いますか。
何度も物語に助けられるような経験があったので、それを言葉にすると、匿ってくれる友人だったというのが、私にとっての気づきでした。
槙生からは、自分を肯定するための言葉や、他人ではなく自分がどうなのかを考えさせられる言葉がたくさん放たれるので、気づきの瞬間がたくさんある作品でした。
正反対な君と僕|相手を思う気持ちを言葉にする
原作・阿賀沢紅茶の漫画作品。
アマプラでアニメを視聴しました。
ザ・青春という感じの舞台で、見ていて楽しい作品です。
ただ、自分の学生生活を振り返った時に、少し寂しさを感じさせるような作品でもありました。
周りの空気を読みすぎる女の子が、自分軸がしっかりしている男の子に恋をして付き合うところからストーリーが始まります。
メインカップルが、お互いのことを思いやった行動をし合うのですが、うまくいくこともあり、すれ違うこともあり・・・。
カップルだけでなく、周りの友人にも思いやる気持ちが言動に出ているのが素敵で、心が温かくなるシーンが多いです。
初めはメインカップルを微笑ましく観ていたのですが、途中から、平(たいら)という同級生の男の子に目が行くようになりました。
平は過去にコンプレックスを持っていて、物事の見方が結構捻くれた感じの男の子です。
平の思考を覗き見ていると、なんだか私自身のことを見ているように感じる場面も多く、自然と平の出るシーンに特に注目するようになりました。
卒業式のシーンなんかは、良かったね、と思いつつ、自分はこんな学生生活を送れなかったなぁと感傷に浸りたくなる。
最近青春モノの作品を見ていると、結構心を抉られる瞬間があって、苦しくなります。
でも胸キュンもしたいし、面白いから結局見るんですけどね。
氷の城壁|対人関係のモヤモヤを言語化する
先ほどの『正反対な君と僕』と同じ阿賀沢紅茶の作品です。
アマプラでアニメを視聴しました。
主人公のキャラクター性が、『正反対な君と僕』とは真逆かもしれません。
こちらは主人公が結構内省するタイプの女の子。
あらゆる言動や感情の動きに対してしばしば俯瞰するのですが、過去の自分の行動に対する後ろめたさから、うまくいかないことも多いようです。
作品自体も、より人間の持っている負の感情にフィーチャーした感じです。
パーソナルスペースが登場人物によって異なるし、人付き合いに対しての考え方もいろんな視点から見ることができます。
現時点では、まだアニメの2期が始まったばかりです。
アニメの結末が見届けられていないので、今後の展開が楽しみな作品です。
ミステリと言う勿れ|違う捉え方を言葉にして教えてくれる
原作・田村由美の漫画作品です。
前に紹介した3作品は、アニメで見ていたのですが、『ミステリと言う勿れ』は漫画で読んでいました。
主人公の久能整(くのうととのう)は、どこか達観した印象がある一方で子供っぽさも感じさせる不思議な人物です。
彼の特異な生い立ちが、そのようなパーソナリティを形作っています。
『ミステリと言う勿れ』というタイトル通り、ミステリーがありつつ、ミステリーでない作品だと感じるのは、主人公の語りが面白いからでしょう。
倫理・哲学の授業を受けているような気持ちになる作品です。
実写化もされていますが、これは漫画で読むのが1番心に響くのではないかと思います。
「僕は常々思うんですが」という口上から始まる主人公の語りを、文字で追って理解するというのがとても大事なように感じました。
善悪や、物事の捉え方などを言葉にして示してくれる、そんな作品です。
まとめ
以上、感情を言語化してくれる作品4選でした。
言語化できると、自分の中にあったモヤモヤしたものがスッキリできるのが不思議ですよね。
モヤモヤの輪郭がはっきりすることで、客観的になれるからでしょうか。
どの作品も、作者の紡ぐ言葉が秀逸。
これを生み出すために、作者たちは日々感情に向き合って内省するのだと思うと・・・。
苦しい作業を経た上で私たちのもとに作品が届いているのだろうと想像すると、ありがたいやら、尊敬するやらです。
気になった方はぜひ。
